キングコング西野さんの仮想通貨『レターポット(L)」が凄すぎる!!ー感動すら覚える

キングコングの西野さんが仮想通貨を作った!?

正直、この話を知ったとき、びっくりした。

西野さんが、お笑い芸人以外にも、様々な分野【特にイノベーティブな方面】で活躍されているのは知識としてあったが、まさか仮想通貨とは…凄すぎる。

 

仮想通貨『レターポット』の仕組み

一人一人がレター(文字)を入れるポット、『レターポット』を持つ。

例えば、

私が運営から1文字10円で500文字を5000円で買う

10(円) × 500(文字) = 5000(円)

そして、

母親に、買った500文字で「お誕生日おめでとう!…」と手紙を送る

すると、

母親にはその手紙が届ぎ、『レターポット』には、手紙の内容と共に、1文字10円の価値がある5000円分のレター(文字)が振り込まれる。

 

つまり、

【僕】5000円で500文字を書い、その文字で手紙を母へ書き、送る

                                    ↓

【母】メッセージと共に、5000円分の文字を得る

という形だ。

 

もちろん、はじめに母が手にするのは、5000円分の仮想通貨「レター(文字)」であるのだが、その通貨は「円」に換金し、好きなものを買うことができる。(開発段階のプロトタイプは換金不可能、後々に換金可能になる。)

 

この例えの場合、遠くに住む母親が、誕生日に何が欲しいか分からないという問題に解決策をもたらす。そして、現金5000円を直接送るよりも、文字自体に価値があり、何だか素敵

 

被災者に文字と共に…。

大きな災害が起きると、被災者に手紙千羽鶴が送られるというのは良く聞く。

その手紙や千羽鶴から、被災者が希望を得るということもあるかもしれないが、一度に大量のそれらが送られてきたら、保管場所なとまの対応にも困ってしまうかもしれない。また、そのために人員も割かれてしまう。このレターポット』は現実的で新しい被災者への応援・励ましの方法をもたらす。皆さん既にご想像出来ていると思うが、【被災者へのメッセージと共に、義援金が寄せられる】という形。正確には、メッセージは仮想通貨であるから、そのものが義援金である。

・仮想通貨のため、保管場所に困らない

・励ましのメッセージが届く

・資金面でも救われる

といった、夢のような仕組みだ。

 

マネタイズの方法

西野さん曰く、

利用者が買った文字から、マージンを得るという形にはしないという。 たしかに、100文字買って、そこから運営に10文字引かれたら、伝えられるメッセージは90文字になってしまい悲しい。

その代わりに、「便箋」を売るという。買った文字を使うことのできる場の提供といったところだ。

この様なマネタイズに対する思想も素晴らしいと思う。

 

決して「換金」を前提としている訳ではない

キングコング 西野 公式ブログ - 『レターポット』に関する考察 - Powered by LINE

上記、ブログで詳しく述べられているのだが、送られた『レターポット』の文字を「円」に換金して現実社会で使うというよりも、レターポット』の文字をそのまま換金せずに使うということを想定しているらしい。

ブログでは、『レターポット』に貯まったレターをそのまま【文字】として使い、誰かにメッセージを送ると書かれているが、本当に信用を得ることが出来れば、『レターポット』の文字で直接、物が買える時代も来るかもしれない

 

こうなったら良いなー!!

私がこの『レターポット』に関して、「こうなったらもっと素敵だな。」と思うことが2つある。

1つ目は、上で述べたように「文字で直接、物が買える」ということ。これは、素晴らしすぎるから、それくらいまで信用と価値を得て欲しいという願いからくる。

2つ目は、「どうにか“直筆”でも実現できないか」という点だ。これを西野さんに聞かれたら笑われてしまうかもしれない。仮想通貨なのだからと。だが、私は個人的に直筆の文字が好きなのだ。メッセージがより強く感じられるし、そこに感情が存在するように思えるからだ。この時代、インターネット上の文字に無機質さを感じるのは古臭いかもしれないが、あくまで個人的に願ってしまう。

例えばだが、タブレット端末と連携させ、タッチペンで文字を書くというのはどうだろうか。完全な直筆ではなく、インクのかすれた跡などは見られないが、比較的、温かみがあるように感じられる気がするし、インターネット上の文字では再現不可能な、寄せ書きの形を取ることもできる。

追記

上記の思いをTwitterでつぶやいたら、西野さんからコメントいただけました泣 

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クラウドファンディングで資金調達

このプロジェクトも最近の主流になってきたクラウドファンディングで資金調達をしている。

キンコン西野の新サービス『レターポット』の開発費用を集めたい - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

プロダクトの思想もマネタイズの思想も個人的に凄く好き(感動しました)なので、必ず達成して欲しい。

話題性もあるし、達成されるだろうけど!