ファッションブランドを立ち上げて失敗した話①

おおよそ2年前くらいでしょうか。

大学1年生の時、小さなファッションブランドを立ち上げて、失敗しました。笑

大きな資金調達をした訳でもないし、大きな損失を被ることはなかったんですけどね。

今回はその時の体験談、そこから得た学びなんかを共有させていただきたいと思います。

 

思いつきから始まったプロジェクト

正直な話、なぜファッションブランドだったかというと、思いつきでした。笑

当時、大学生向けビジネススクールに通っていました。そこでのプログラムで「自分でビジネスをしてみよう」というようなものがあって、「じゃー、洋服でも作って売ってみるか」という形で始まりました。

 

そのブランドの優位性、差別化戦略として、

・プロを目指す服飾系専門学校生が洋服を作製

・安い

・個性的な服が手に入る

というのを掲げていましたが、今見ると甘々ですよね。笑

 

販路としては、

・そこそこ有名な原宿のギャラリーで店舗販売

をしていたのですが、そうお高くとまってられなくなり、

フリーマーケットでの出品

を加えました。

フリマアプリでも出品したかったのですが、それは大きな作戦ミスにより、実現不可能でした。その話は後ほどします。

 

甘々だったビジネスモデル

いろいろな面で甘かったこのビジネスですが、

特に「差別化戦略」「顧客のニーズ」「販路」について触れたいと思います。

 

先に述べたように、

  1. プロを目指す服飾系専門学校生が洋服を作製
  2. 安い
  3. 個性的な服が手に入る

を差別化の要因として、掲げていました。

 

1.プロを目指す服飾系専門学校生が洋服を作製について

まず、想定していた顧客のニーズについて少しだけ触れます。想定していたものとして「洋服を作った専門学校生を応援したい」「それにより生まれる自己達成感」というものがありました。

確かに、心理的欲求に対する、無くはないかなというニーズですが、そこには大きな落とし穴がありました。

それは、

「応援したい」というニーズが芽生えるには時間が掛かる

ということです。

どういうことかというと、

例えば、あなたがある野球チームのファンだとします。そして、チケットを買って応援に行くこともあります。この場合、まずチームのファンになるというステップが必要になります。そこには、チームの選手について良く知ったり、チームの歴史について知ったりしていく過程が存在するのです。その過程を経て、愛着が湧いてくるのです。

つまり、「応援したい」というニーズは

プロダクトの認知(こんな商品があるんだと見つけてもらう)

⬇︎

プロダクトへの理解(この商品は誰が作っていて、どんな特徴があるのか知ってもらう)

⬇︎

プロダクトや生産者への愛着

⬇︎

応援したい

というプロセスを経てやってきます。

しかも先程の野球チームの例でも言えることですが、「プロダクト(チーム)への理解」は結構時間が掛かるのです。

しかし、我々は、

プロセスの認知その場でプロダクトの理解→応援したい

という様に仮定していました。

 

ここからわかることは、

「応援したい」というニーズを発生させるには、前もってプロダクトを認知し、よく理解する時間が必要

ということです。

例えば「クラウドファンディング」は、あるプロジェクトの認知、それへの理解はインターネットで行われます。そこには、そのプロジェクトをなぜするのか、だれがするのか、いつまでするのか、いくら必要なのか、リターンは何か、といった詳細な情報が存在しており、インターネットであるため、自分の好きな空間で、たっぷりと吟味する時間が与えられます。よって、プロジェクトをよく理解し、愛着が湧き、「応援したい」と思うのです。

 

ちなみに、私たちが実際に行った訴求方法は、看板に「大手アパレルブランドに就職が決まっている専門学校生が作っています」という内容を記しただけでした。

これでは、「応援したい」とはなりませんよね…。笑

 

3.個性的な服が手に入るについて

(2.安いは飛ばします)

個性的な服にプロダクトを絞った理由は主に2つあります。

1つ目は、製作者である専門学校生が個性的な服を作るのが得意だった。

2つ目は、専門学校生が作る服を買ってくれる人は個性的な人が多そう。

というものでした。

しかし、やはりここにも大きな欠点が。

それは、

・個性的な洋服を着る人の絶対数の少なさ

・個性的な洋服を着ていて、原宿にいる人は年齢層低め

でした。「良く知られていないブランドが買われるためには、大通のファションではダメだ」と思っていましたが、そもそも「専門学生が作った」というだけで珍しいのに「専門学生×個性的」とニッチになり過ぎたのは大きな敗因かなと思っています。

また、はじめに販売をしていた原宿なら、個性的な人はたくさんいると予想していました。

確かにいるいはいたのですが、年齢層が低め。となると経済的余裕もあまりないようで、たまたま通りかかった場所に売っている「専門学生」が作った「個性的な」洋服を買おうとは思わなかったみたいです。

経済的に制限があるなら、個性的な洋服でも、いつものあの古着屋で買いたいですよね…。

 

少し長くなってしまったので、続きは次回に書こうと思います。

次回は、「甘々だったビジネスモデル」の「顧客のニーズ」「販路」からお話ししたいと思います。

次回もよろしくお願いします!

 

 

 

【就活】自己分析なんてしない方がいい理由

こんにちは。

おおいしひろです。

「本当の自分探し」にハマる就活生が急増中!なぜ自己分析にこだわる学生は、内定が出ないのか | みんなの就活悲惨日記 石渡嶺司 | ダイヤモンド・オンライン

この記事がNewsPicksで話題になっていました。

日付が2010年となっているので、古い記事なのでしょうか?

ですが、今話題を呼んでいることからも分かるように、2017年の就活生たちも当てはってしまっています…。

 

就活で自己分析なんてしない方がいい理由

簡単なことです。

いくら悩み、考えたとしても、

自分が何を本当にしたいのか、何に向いているかなんてわからない

からです。

自己分析をする理由は、表面上の感情や欲望に流されることなく、職業を選択するためです。

しかし、それをしたところで「それっぽい結論」は出ますが、恐らく就活した後のあなたは後悔します。そして、自分を責めます

 

では、

自己分析をせず、どの様にして職業を選択するべきなのでしょうか?

 

頭で考えず、行動しろ!そして身をもって実感しろ!!

これにつきます。笑

いや、本当に。

何となくイメージ出来ると思いますが、実際に興味のある仕事をしてみれば、簡単に自分に何が向いていて、何がしたいのか分かっちゃいます。

しかし、「実際に仕事をしてみるなんて出来るの?」と疑問を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

もちろん、出来ます。

 

それは、長期インターンをすればいいのです。

インターンと言っても、短期ではなく、長期です。

インターンとは、日本語で「就業体験」と言われるものです。

そう、仕事を体験できるのです!

イメージとしては、よく商品を買おうか迷っているときに「1ヶ月お試しキャンペーン」を利用するという感じでしょうか。

就職先を決める前に、お試ししてしまえばいいのです!

※大学3年生の夏や冬などに、短期インターンを多くの人がしますが、本当の意味で、体験にはならないでしょう。その会社が何をしているのかを何となく掴める程度です。それでに長期インターンを経験し、それをもとに短期インターン先を決めるというのがベストでじょうか。

 

長期インターンってどうやってするの?

今や長期インターンは、大学1年生からできます。

結構している人います。

実際、私自身もそうでした。

では、どの様にインターン先と出会うのでしょうか?

それは、インターン先と自分を仲介してくれるサービスを利用すればいいのです。

 

主なサービスに

 

Wantedly(ウォンテッドリー)「はたらく」を面白くするビジネスSNS

  • JEEK

インターンシップ求人募集 | JEEKインターン(ジークインターン)

 

などがあります。

 

これらのサービスを使って、自分の興味のある仕事を体験してみましょう!

長期インターンの期間は3ヶ月からが多いですが、上限はそれぞれの企業により様々です。

そのまま就職するというケースも珍しくありません。

 

もう一つ、長期インターンをおすすめする理由があります。

それは、

短期インターンと違い、お給料が貰えることが多いという点です。

「就業体験」とは言っていますが、雇う企業からすると、長期間働いてくれる戦力となるからです。

 

つまり、

就業体験できて、お給料も貰える

ありがたい存在なのです!

 

長期インターンは複数する

大切なのは、余程ここだ!と思う企業でない限り、いくつかのインターン先を経験することです。

理由は、いくつも体験した方が、

どんな職種がしたいのか

どんな業種、雰囲気の企業がいいのか

の比較ができ、本当に自分に向いている仕事がわかるからです。

そのため、業種・職種が異なる企業を選ぶのがおすすめです。

 

ちなみに、長期インターンを受け入れている企業の多くは大企業ではなくベンチャー企業(創設されて間もない会社)です。やはり、多くの人が大企業に目を向けがちですが、ベンチャー企業を体験できるというのは、大きな強みになります。ベンチャー企業は、その企業で働く人が多くないため、より実務的な仕事を任され、経営者の近くで学べることが多いので、格段に成長するでしょう。

ベンチャー企業ならではの良さ、やりがいに気づける点も大きな財産になります。

 

長期インターンをする際の注意点

これまで、長期インターンの良いことばかり書いてきましたが、注意し、気をつけなければならないらこともあります。

 

<注意すべきこと>

・無給(お給料が貰えない)場合もある

インターン先によっては、お給料が貰えないこともあるようです。しかし、安心してください、そのことはしっかりと企業から伝えられるので、嫌なら断わればいいだけです。

 

・実務的な仕事をさせて貰えない

これは最悪です。なぜなら、そもそもの目的である「仕事を体験する」ことが出来ていないからです。雑用の様な仕事をしていては、その企業はどんな企業なのか、その職種はどんな職種なのか、判断ができません。この様な場合は、すぐに辞めてしまうのが一番です。他にも企業はありますから、次のインターン先を探しましょう。

 

長期インターンだけじゃない!

仕事のことを知る方法はインターン以外にもあります。

例えば、私の場合

大学1年生のときにNPO法人の創設メンバーとして参画したり、小さなファッションブランドを立ち上げたりしました。

もちろん、長期インターンも、動画メディアを使ったベンチャー企業コンサルティング会社などでしました。

これらで学んだことは数え切れないほどあります。

この様に、社会というものを実際に経験することは必ず自分のためになります

その一例として、長期インターンをあげさせていただきましたが、ご自身に合った方法で試してみてください。

少しでも、みなさんのお力になれたら幸いです。

 

 

文京区「こども宅食」が命を救う!!この仕組みが凄すぎる!

ふるさと納税“活用”で「こども宅食」開始|日テレNEWS24

東京・文京区で、経済的に困窮する家庭に食品などを届ける「こども宅食」という取り組みが始まった。

具体的には、今年の10月から半年間は2ヶ月に1度、それ以降は毎月、お米や飲み物・料理しやすいレトルト食品など約10kg(※)がご自宅に宅配される。これらの食料品の多くが、食品メーカーなどの企業から寄付された物であるというが、同日にクラウドファンディング型のふるさと納税を使用し、寄付金も募っている。

命をつなぐ「こども宅食」で、1000人のこどもと家族を救いたい!【引き続き寄附を受付中】 | ふるさと納税のクラウドファンディングは「ふるさとチョイス」

その寄付金は主に、「食品調達費」「配送費」「ボランティアの交通費」「倉庫整備費」「ソーシャルワーク関連費」「その他諸経費」に充てられるという。

「こども食堂」とはココが違う!

多くのNPOなどが、生活に困窮する家庭を対象に「こども食堂」などを開き、支援している。しかし、「こども食堂」に代表される支援の形は生活に困っている子供たちが直接、食堂(ご飯が提供され、食べれる場所)に赴くというものである。

・周りの目が気になる

・行くのが面倒

・支援を受けるには、役所の書類を読み解き、     平日に仕事を休んで窓口に申し込みに行かなくてはいけない

など、高いハードルが存在した。

 

今回開始された「こども宅食」はそれらのハードルを下げ、支援を受けやすくしている。

・自宅に食品が配送されてくる

・申し込み方法は「LINE」

というように、周りの目を気にすることなく、しかも、親が日常的に使っているであろう「LINE」で申し込みできるのだ。

この「LINE」を使うというのには、もう一つの狙いがあるという。

みなさんご存知の通り、「LINE」とは気軽に、会話をしているように楽しめるメーセージアプリである。このLINEを利用することにより、LINE上で生活相談を受け付けることなどを通し、ご家庭の状況を継続して把握できるのだ。そうすることで、貧困を抜け出す根本的な支援をすることが可能になる。

この取り組みは、今後文京区だけでなく、全国への展開を目指すという。

今年度は150世帯を対象に今後、2か月に1度、食品を届ける予定だ。

 

子供たちの「食の貧困」は、経済的理由だけではない

この取り組みの支援対象は「経済的な困窮」に陥ってしまっている家庭だが、日本には、経済的には裕福でもご飯が食べれない子供も存在する。それは、親が共働きである、とか親が夜に遊びに行ってしまうなど親の子供を顧みない行動が原因であることが多い。

この様な事態を解決するためにも「LINE」は有用なのではないかと私は思っている。

経済的な理由でない場合、子供もスマホを持っていることもこの時代は多いだろう。そして、スマホを持っている子供たちはLINEを利用しているだろう。

食べるご飯がない日に、子供たち自ら、LINEを使って助けを求めるというカタチも実現できるかもしれない。

 

 

ビットコインだけで生活するのは、まだまだ現実的ではない理由

ビットコインで1週間生活してみた 手数料には仰天|マネー研究所|NIKKEI STYLE

この記事、面白い!!読み終わった後、素直にそう感じた。

最近「ビットコインバブル」と言われるほど、盛り上がりを見せるビットコイン。ご存知の通り、ビットコインは「仮想通貨」である。つまり「お金」なのだ。そんな「お金」は現在、投機目的で取引され、多くの注目を集めている。

しかし、最近はビットコインで決済のできるお店も増えていると言われている。

この記事は、そんなビットコインのみで生活するのは可能なのかを検証している

 

検証期間:平日の5日間

検証方法:

大手取引所「ビットフライヤー」のスマートフォンスマホ)アプリが入ったiPhoneを手に、支払いの際それを使い、暮らしてみる。どうしても、現金が必要になった時は、ヘルプカードの「タス・ヴェリカード」を5回まで使って日本円で支払えるルールだ。

※「タス・ヴェリカード」とは、恐らく、サッカーでいう「イエローカード」的なノリで、危機が迫ったことを知らせるものだろう。

 
まず、電車に乗れない(笑)

電車に乗るのには、現在ビットコイン決済は対応していないため、1枚目の「タス・ヴェリカード」を使用したという。

 

その後、ビックカメラ

ビックカメラビットコイン決済に対応しているため、食料品を求めて向かった。ペットボトルの水、お茶、加えてウイスキーと柿の種の買ったらしい。

食料品を買うために、わざわざビックカメラに行かなきゃいけないのは、気がひける…。

当たり前のことだが、店員さんの「お支払いはいかがいたしますか?」の問いに

 

 

ビットコインで。」

 

と答えたという。

 

かっこいい(笑)

ドヤ顔だったのだろうか?それとも、恥ずかしかったのだろうか?

 

お昼ご飯は柿の種

2日目、3日目のお昼ご飯は、ビックカメラで買った柿の種だったという。ビットコインの使えるお店を探したそうだが、会社から遠く、お昼休みの時間で間に合いそうになかったのだ。

しかし、3日目の夜はビットコインの使える焼肉屋さんでたらふく食べたらしい。その後、ビットコイン決済可能な歯医者で歯のクリーニングをしたそうだ。

 

ラーメンが食べたい…

4日目、どうしてもラーメンが食べたくなってしまったらしく、「タス・ヴェリカード」使う。ラーメン屋はさすがにまだ、ビットコインに対応してないか。

 

ビットコインOKのカレー屋へ

5日目はビットコイン決済可能のカレー屋の噂を聞きつけ、向かったという。しかし、到着すると、営業している様子はなく、閉店してしまっていたらしい。そして、仕方なく近くのビックカメラへ。

 

ビットコイン対応のお店、多くなっていると言えども…。

ビットコインで決済出来たのは、

ビックカメラ焼肉屋歯医者

他にもあるにはあるのだろうが、距離的問題、時間的問題などで行けないことも多い。

せめて、コンビニだけだも対応してくれれば、生活のほとんどは賄えるかもしれない。

 

一番の問題点は「手数料」か

店舗と取引所の組み合わせによっては、1回の支払いにつき送金手数料0.0005ビットコイン(200円強)が別途かかったという。

毎回の買い物で200円も手数料が引かれては馬鹿馬鹿しい。

ビットコイン決済対応のお店を増やすことは、これだけビットコインに注目が集まり、話題を呼んでいることから、難しいことではないように思える。しかし、殊、手数料となると、現在様々な取引所が存在しているため、調整が難航するかもしれない。

この「手数料問題」をどう解決するかが、今後ビットコイン決済手段として定着するカギになるだろう。

 

 

 

今、あなたに必要なのは「ヒュッゲ」だ!!デンマークから学ぶ幸せになるコツ

「忙しすぎる日本人」が知らない心の休め方 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

みなさんは「ヒュッゲ」という言葉を聞いたことがあるだろうか。何だか、聞きなれないことばですよね…。この奇怪な発音を持つ言葉は、今「世界一幸せなライフスタイル」として注目を集めています。

 

ヒュッゲとは…

ひとことでいえば「心地よさ」を表すデンマーク独自の概念。人とのつながりを通してあたたかさや癒やし、幸福感を得ること、あるいは一瞬一瞬を大切にしながら、好きなことに囲まれて過ごすこと、を意味します。

国連による世界幸福度調査で、常に上位にランクインするデンマーク。「世界一幸せな国」とも言われる。その理由の大きな要因として、この「ヒュッゲ」に代表されるデンマーク独自の考え方や時間の過ごし方があげられる。

デンマークに比べ、日本は同調査で、43位、46位、53位、51位という結果。確かに、朝の満員電車に乗る社会人や学生の顔は不気味な程暗く、ロボットのようでもあり、とても幸せそうとは言えない。また、家庭環境一つをとっても、幸せだとは思えないような話を良く聞く。日本人にとって、妻の尻に敷かれる夫やほとんどの家事を任せられる妻、子供との時間を大切にしない親などは「あるある」として認められているだろう。

そんな「不幸せな」日本人への処方箋として注目を集めているのが「ヒュッゲ」だ。

 

日本人よ、「ヒュッゲ」しようぜ。

デンマーク人は、物質的な豊かさ(高価な物をたくさん持っているなどの豊かさ)への執着がほとんどないのだという。そんなものよりも、大切な家族や友人と過ごす時間や絆に重きを置いている。そして、それを人生において最も価値のあるものと感じているのだ。

このように「人とのつながりを感じ」「安心できる状態で」「今を生きる」というライフスタイルを日本人も実践すべきだ。

 

では、どの様にすればいいのか?

自宅でヒュッゲするコツとして

  • 「肌触り」のよいものを選ぶ
  •   照明は「暖色」を
  • 「アウトドア」を室内に持ち込む
  •   意外性を楽しむこと
  •   自分を表現しよう

があげられている。

「アウトドア」を室内に持ち込むとは、小さな植木鉢や自然からできた置物などを部屋に飾るということを指す。

また、「自分を表現しよう」とは、一風変わった、周りから嫌煙されそうな物を気に入ったとしても、それを包み隠さずに表現するということだ。

意外にも、上の3つは日本人でも簡単にできそうなものが並んだ。しかし、残りの2つが難題な様に思える。特に「自分を表現する」のは日本人の大の苦手分野だ。「みんなと同じことが良し」とされ、「出る杭は打たれる」文化の日本では、自分の個性を表に出すことは恥ずべきことのように扱われる。しかし、それは「自分らしく自然に生きる」ことを阻害し、周りの人間は「自分が違う」ということを引き立たせるから関わりを持とうとしなくなる。結果、人とのつながりを感じることができないのだ。

このことから分かるように、日本人が古くから大切にしてきた「みんなと同じが良いのだ」「協調性を重んじる」といった考え方は、日本人を不幸せにしている

 

これまで、何度もイノベーターといわれる人達が、周りを気にせず、自分を通すことを提唱してきた。しかし、あまり多くの人にそのメッセージが届いているとは言えず、日本人はずっと不幸なままだ。

いい加減気付こうぜ。

幸せになろうぜ。

キングコング西野さんの仮想通貨『レターポット(L)」が凄すぎる!!ー感動すら覚える

キングコングの西野さんが仮想通貨を作った!?

正直、この話を知ったとき、びっくりした。

西野さんが、お笑い芸人以外にも、様々な分野【特にイノベーティブな方面】で活躍されているのは知識としてあったが、まさか仮想通貨とは…凄すぎる。

 

仮想通貨『レターポット』の仕組み

一人一人がレター(文字)を入れるポット、『レターポット』を持つ。

例えば、

私が運営から1文字10円で500文字を5000円で買う

10(円) × 500(文字) = 5000(円)

そして、

母親に、買った500文字で「お誕生日おめでとう!…」と手紙を送る

すると、

母親にはその手紙が届ぎ、『レターポット』には、手紙の内容と共に、1文字10円の価値がある5000円分のレター(文字)が振り込まれる。

 

つまり、

【僕】5000円で500文字を書い、その文字で手紙を母へ書き、送る

                                    ↓

【母】メッセージと共に、5000円分の文字を得る

という形だ。

 

もちろん、はじめに母が手にするのは、5000円分の仮想通貨「レター(文字)」であるのだが、その通貨は「円」に換金し、好きなものを買うことができる。(開発段階のプロトタイプは換金不可能、後々に換金可能になる。)

 

この例えの場合、遠くに住む母親が、誕生日に何が欲しいか分からないという問題に解決策をもたらす。そして、現金5000円を直接送るよりも、文字自体に価値があり、何だか素敵

 

被災者に文字と共に…。

大きな災害が起きると、被災者に手紙千羽鶴が送られるというのは良く聞く。

その手紙や千羽鶴から、被災者が希望を得るということもあるかもしれないが、一度に大量のそれらが送られてきたら、保管場所なとまの対応にも困ってしまうかもしれない。また、そのために人員も割かれてしまう。このレターポット』は現実的で新しい被災者への応援・励ましの方法をもたらす。皆さん既にご想像出来ていると思うが、【被災者へのメッセージと共に、義援金が寄せられる】という形。正確には、メッセージは仮想通貨であるから、そのものが義援金である。

・仮想通貨のため、保管場所に困らない

・励ましのメッセージが届く

・資金面でも救われる

といった、夢のような仕組みだ。

 

マネタイズの方法

西野さん曰く、

利用者が買った文字から、マージンを得るという形にはしないという。 たしかに、100文字買って、そこから運営に10文字引かれたら、伝えられるメッセージは90文字になってしまい悲しい。

その代わりに、「便箋」を売るという。買った文字を使うことのできる場の提供といったところだ。

この様なマネタイズに対する思想も素晴らしいと思う。

 

決して「換金」を前提としている訳ではない

キングコング 西野 公式ブログ - 『レターポット』に関する考察 - Powered by LINE

上記、ブログで詳しく述べられているのだが、送られた『レターポット』の文字を「円」に換金して現実社会で使うというよりも、レターポット』の文字をそのまま換金せずに使うということを想定しているらしい。

ブログでは、『レターポット』に貯まったレターをそのまま【文字】として使い、誰かにメッセージを送ると書かれているが、本当に信用を得ることが出来れば、『レターポット』の文字で直接、物が買える時代も来るかもしれない

 

こうなったら良いなー!!

私がこの『レターポット』に関して、「こうなったらもっと素敵だな。」と思うことが2つある。

1つ目は、上で述べたように「文字で直接、物が買える」ということ。これは、素晴らしすぎるから、それくらいまで信用と価値を得て欲しいという願いからくる。

2つ目は、「どうにか“直筆”でも実現できないか」という点だ。これを西野さんに聞かれたら笑われてしまうかもしれない。仮想通貨なのだからと。だが、私は個人的に直筆の文字が好きなのだ。メッセージがより強く感じられるし、そこに感情が存在するように思えるからだ。この時代、インターネット上の文字に無機質さを感じるのは古臭いかもしれないが、あくまで個人的に願ってしまう。

例えばだが、タブレット端末と連携させ、タッチペンで文字を書くというのはどうだろうか。完全な直筆ではなく、インクのかすれた跡などは見られないが、比較的、温かみがあるように感じられる気がするし、インターネット上の文字では再現不可能な、寄せ書きの形を取ることもできる。

追記

上記の思いをTwitterでつぶやいたら、西野さんからコメントいただけました泣 

f:id:hiro-ooishi:20171015013255p:image

 

クラウドファンディングで資金調達

このプロジェクトも最近の主流になってきたクラウドファンディングで資金調達をしている。

キンコン西野の新サービス『レターポット』の開発費用を集めたい - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

プロダクトの思想もマネタイズの思想も個人的に凄く好き(感動しました)なので、必ず達成して欲しい。

話題性もあるし、達成されるだろうけど!

 

 

【セブン恐ろし!?】コーヒー割引は「当たり」では無かった…

セブンの狙い通り?コーヒー割引の“無限ループ”にハマる人が続出 | ホウドウキョク

こんな記事が話題になった。

セブンイレブンの「セブンカフェ」でコーヒーを買うと、レシートに次回使える「セブンカフェの各種Lサイズのコーヒー」 の30円割引券が付いてくる。その割引券を使うと、またレシートに同じ割引券が付いてくるのだ。

消費者は、その割引券を使い、「無限のコーヒー割引ループ」にはまり、何度も買ってしまう。

私は、先日「セブンカフェ」でアイスコーヒーのRサイズを買った。すると、レシートに次回使える「セブンカフェの各種Lサイズのコーヒー 」の30円割引券が付いてきた。正直、「ラッキー!!」「次回使おう!!」と舞い上がってしまった…。

まさか、そんな仕掛けになってるとはつゆ知らず。お恥ずかしい。

もう一つ驚いたのは、天下のセブンイレブンも「セブンカフェ」の売上に苦戦気味ということだ。私はコーヒーが好き(かつて、スタバでアルバイトをしていて、かなりコーヒーの勉強しました)で、毎日のように飲むが、セブンカフェのコーヒーは、正直めっちゃ美味い。と思っている。酸味があまり感じられず、飲みやすい。しかも、スッキリしている。そんな素晴らしいコーヒーが、このような「無限ループ割引キャンペーン」を実施するなんて…。

 

企業のマーケティング戦略で感じる季節の変わり目

季節の変わり目には、コーヒーの割引キャンペーンが良く行われる。例えば、某ファストフード店は「コーヒータイム」というのを実施して、時間を限定してホットコーヒーを150円で提供していたりする。セブンイレブンも同じように、「ホットコーヒーの季節に変わる時期だから」という理由もあるという。このように、企業がホットコーヒーを売り出そうとしたり、逆にアイスコーヒーだったり、おでんや肉まんだったり、そういったマーケティングの手法を通して、「あー、もう冬だなー」なんて感じるんだから、世の中進んでるな、なんて感じたりする。

 

マーケティング戦略がパズるなんてさすがセブンイレブン

先に、天下のセブンイレブンがこんなキャンペーンをするなんて…。と申し上げたが、逆にこんなキャンペーンが話題を呼び、まとめサイトに取り上げられたり、ニュースの記事になったり、SNS「コーヒー沼にはまってしまった」「セブンこわい」「現代の錬金術だ」なんてつぶやかれるのだから、さすがセブン!!と感じざるを得ない。

他の企業だと、あんまり無いんじゃないかなー。あー、恐ろし。

 

ちなみに、このキャンペーンは

2017年10月26日(木)まで割引券配布、割引券の有効期限は2017年11月2日(木)までだという。

「“無限”ループ」もずっとじゃないのかー、と残念に思いつつ、季節の変わり目で実施しているのだから、当たり前か(笑)とひとり思うのだった。